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今回の記事は、トヨタ・エスクァイアの中古相場情報からおすすめのモデルまでご紹介したいと思います。
【トヨタ・エスクァイア】中古価格の相場
引用:https://toyota.jp/pages/contents/esquire/001_p_004/image/grade/hy_gi/carlineup_esquire_exterior_carviewer_item_hy_gi_070_angle02.jpg
2014年10月29日に発売されたエスクァイア、中古車価格はどうなっているのでしょう?
2019年5月現在での調べで、ご紹介します。
現在市場に出回っている台数は1089台。
中古車価格相場 価格帯は134.8万円~442.6 万円、平均価格は248.9万円です。
220万円~260万円台の中古車が多く、そのほとんどのグレードがGiとなっています。
平均年式は2016年と言ったところです。
年式的には、H27年(2015年)のモデルが比較的台数も多く、約320台程が市場に出ています。
走行距離では1万キロ~5万キロのものが殆どで極端に走行が伸びた中古車は少ないですね。
台数が多いのは500キロ未満と1万キロ~2万キロのもので、平均走行距離は25318kmです。
走行距離は中古車選びの基準の一つですから、走行距離別で平均価格を細かく見てみましょう。
20,000km未満 268.6万円
20,001~40,000km 242万円
40,001~60,000km 230.9万円
60,001~80,000km 210.9万円
80,001~100,000km 187.1万円
100,001~140,000km 170.6万円
140,001km以上 208万円
参考までに2014年モデルでグレード別の相場をご紹介します。
平均価格の右側は新車時の価格です。
Xi (8人乗り) 139~248万円 266万円
Xi (7人乗り) 139~291万円 269万円
Xi 4WD (8人乗り) 179~238万円 286万円
Xi 4WD (7人乗り) 187~289万円 289万円
Gi (8人乗り) 178~285万円 290万円
Gi Black-Tailored (8人乗り) 184~275万円 292万円
Gi (7人乗り) 134~385万円 293万円
Gi Black-Tailored (7人乗り) 159~299万円 295万円
Gi Premium Package 235~365万円 299万円
Gi Premium
Package Black-Tailored 259~292万円 306万円
Gi 4WD (8人乗り) 216~540万円 311万円
Gi Black-Tailored 4WD (8人乗り) 243~289万円 313万円
Gi 4WD (7人乗り) 185~334万円 314万円
Gi Black-Tailored 4WD (7人乗り) 209~279万円 316万円
Gi Premium Package 4WD 293~299万円 320万円
Gi Premium Package
Black-Tailored 4WD 287.9万円 326万円
最後に、なぜ新車価格を上回る中古車があるのか。
それは中古車をベースにドレスアップしたコンプリートモデルがあるからです。
エアロパーツや車高調、カーナビ、シートカバー、その他加飾の追加。
ベース車両による価格差もありますが、中古車の相場価格には、こうしたコンプリートモデルもカウントされるので、新車価格を上回る事もあります。
以上がエスクァイアの中古価格の相場です。
【トヨタ・エクスティア】を中古で買うときの注意点
エスクァイアを中古で購入する場合は、どのような注意点があるのでしょうか。
エスクァイアの中古車の話題で必ず出てくるのが、販売されている時点で状態がよくないものも目立つという事。
これは、前オーナーの荒っぽい使用や、不十分なメンテナンスを施したりしていなかったというケースが多いためです。
上級仕様のクルマであるが故に内装のメンテナンスにも比較的手間がかかります。
そのための費用や手間も高くつくことが多く、それを避ける人が多いという事情もあるようです。
では、それを踏まえた上で順に注意点を見ていきましょう。
1.「内装」
高価な素材を使用した豪華な外装や内装であることから、それらに傷がついていないかどうかを見ておくことが大切です。
シートの汚れやシミなどが目立っていたりすると、雰囲気も台無しになってしまいます。
なるべくそういった傷やシミのないものを購入するのがおすすめです。
2.「外装」
外装も同じく傷やへこみは注意して見ておかないといけません。
特に外装の四隅はぶつけやすい場所ですので特に注意したいですね。
外装の傷は屋外では太陽光によって見にくい場合もありますから、
何かで光を遮って注視しておくことをお勧めします。
エスクァイアは購入時にボディコーティングを施されたクルマも多いです。
後で修復となると、コーティングのやり直しも必要になり、高くついてしまいます。
また、リアゲートの動きの確認や傷、へこみもよく確認しておきましょう。
3.「事故・修復歴」
これはどんなクルマもそうですが、事故車や修復歴のあるクルマには要注意ですね。
最近は大きな事故を起こしたクルマが市場に出る事は希です。
しかし、修復可能な場合は然るべき修復を行って、修復歴ありという形で市場に出ています。
そういったクルマは買ってはいけないとは申しませんが、修復の箇所や原因は販売店で必ず確認しましょう。
深刻なダメージを負っている場合もありますので試乗は必ずして下さい。
直進性・異音・乗り心地等に異常がないかをチェックしておきましょう。
4.「社外品の装着」
エアロパーツや社外品のホイールが装着されていたり、足回りやマフラーが交換されたクルマもあります。
こういった場合は修復時に装着されたケースもあります。
また、そういった理由が無い場合でも地上高や乗り心地、音などのチェックを兼ねて、試乗はしておきたいですね。
5.「ハイブリッド車」
ハイブリッド車の場合はハイブリッドシステムがきちんと作動するかをチェックしておくことも大切です。
6.「CVT」
CVTに不具合が発生していて、セーフモードになってしまうことでスピードがでなくなる特有のトラブルがあります。
注意したいのは、H25年12月~28年2月の期間に生産されたZRR80G/ZRR80W「FF」。
そして、H25年12月~28年4月の期間に生産されたZRR85G/ZRR85W「4WD」です。
いずれもガソリン車で、CVTのトルクコンバーターに問題があります。
ロックアップクラッチを構成する部品の一部に強度が不足。
報告されているトラブルの内容は以下の通りです。
頻繁に加減速を繰り返すとクラッチが作動しなくなってしまい、警告灯点灯してセーフモードへ。
すると、アクセルを踏んでも加速しなくなる危険性があるのです。
このような症状が発生した場合は、無償修理の対応を行っています。
しかし、トラブルが出ないままのクルマもあるので、保証期間が5年または10万㎞以内だったのが延長されています。
延長内容は、新車登録から9年以内。
下記のサイトで確認していただければ詳細が確認できます。
【トヨタCVT保証期間延長】
https://toyota.jp/recall/kaisyu/170719.html
その他、エアコン、オートドアの作動の確認や試乗した際にガタピシ音が無いかどうか、タイヤの減り具合も注意したいですね。
【トヨタ・エスクァイア】の中古でおすすめのモデルは
元々ちょっと高価な価格設定のエスクァイア、中古車となると上級モデルが欲しくなってしまいますよね。
グレードやボディカラーによっても相場が違いますから、順を追って見ていきましょう。
1.「ボディカラー」
エスクァイアには7色のボディカラーが設定されていますが、その中でも特に狙い目なボディカラーはスパークリングブラックパールクリスタルシャインとブラッキッシュアゲハガラスフレークです。
相場的には、ホワイトパールクリスタルシャインとブラックが特に10万~30万円ほど高く、後は殆ど同じような価格となっています。
基本的にはホワイトパールクリスタルシャインとブラック以外を選べば、価格はどれも同じなのですが、最初にあげた2色は新車購入時にオプション料金(32,400円)が必要な特別色なのです。
つまり、元々の値段がオプション料金分だけ高い分、値下がり幅も大きいので、お買い得感がありますね。
2.「2WDと4WD」
新車購入時では価格的にもお薦めではない4WDですが、中古車となると、また話が違ってきます。
2WDと4WDでは、約21万円の差がありますが、中古車相場を見るとその差額は縮みやすい傾向です。
4WDは2WDよりも値下がりの幅が大きいため、中古車で購入する時は割安感がありますね。
豪雪地域にお住まいでなくとも、どうしても興味がある方なら一考はできます。
3.「マイナーチェンジ」
エスクァイアハイブリッドは2017年7月3日にマイナーチェンジされました。
主要な変更点は以下の通りです。
・最上級グレード「Gi」にプレミアムパッケージ追加グレードを設定
・エクステリア変更(フロントグリル、ヘッドランプ等)
・Bi-Beam LEDヘッドランプ&LEDクリアランスランプを採用
・15インチアルミホイール(切削光輝加工&ダークグレーメタリック塗装)全車標準装備
・新カラー「アバンギャルドブロンズメタリック」「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」採用
・クルーズコントロールを全車に標準装備
・パワースライドドアの施錠予約が可能な「スマートロック操作」をグレード別装備
・スライドドアにシール追加、遮音性の向上
・空力パーツの追加、ボディ剛性の向上、ショックアブソーバーの改良
遮音性の向上やボディ剛性の向上、乗り心地に関わるショックアブソーバーの改良は、高級モデルなので気になるところです。
マイナーチェンジ後のモデルが年式も新しく比較的走行の少ないクルマが多く魅力的ではあります。
では、おすすめモデルは何か?
それは 1.8Gi ガソリン車です。
ハイブリッドと同様に中古車流通台数が最も多いグレードで、販売台数の53%がこのガソリン車のGiです。
3年落ち以内、走行距離3万キロ以下、修復歴なしという好条件のクルマが250万~260万円前後の予算で選べます。
さらに、290万円を超えた辺りから新古車の選択肢もあるので、新車に対して割安に購入できるでしょう。
この新古車の場合はディーラーの試乗車や展示車の場合もあり、オプションが豊富に装着されているクルマもあります。
これはあくまでも参考ですので、予算や目的に見合ったクルマを探してみて下さい。
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