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こんにちは。

クルマの購入を検討するにあたって今、必ず上位に来るポイントの一つに「燃費」がありますね。

燃費とは1リットルのガソリンで何km走れるかを数値化したものであり一般的に「リッター何キロ」なんて言い方で表します。

測定方法も10モード→10・15モード→JC08モードと時代と共に変化していってますが直近
では「WLTCモード」という表記になりました。

この「WLTCモード」は平成29年夏に導入された最新の計測方法の為、クルマによってはカタログの表記が「JC08モード」と「WLTCモード」のいずれか、もしくは併用となっているようです。

インプレッサの場合は「JC08モード」のみの記載となっているようです。(2019年4月時点。メーカーHPより)

今回は、その燃費について詳しく解説していきます。

また、最後には燃費を向上させる方法まであますことなく紹介します。

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/driving/powerunit.html

スバル・インプレッサのカタログ燃費は?

引用:http://www.mlit.go.jp/common/001177550.pdf

前途したように最近のクルマのカタログでは「WLTCモード」により燃費を表記していますがそもそもこの「WLTCモード」とは

市街地モード
郊外モード
高速道路モード
・・・の3つのモードを統合した値です。

それまでの燃費表記は国ごとに独自で設定されており自動車メーカーが特に海外で販売するにはそれぞれの国で異なる試験をする必要がありました。

その試験方法を国際基準で統一したものが「WLTC」です。

引用:http://www.mlit.go.jp/common/001177550.pdf

それに対して「JC08モード」(ジェイシーゼロ八チモード)は運輸省(当時の名称。現在の国土交通省)が2011年4月以降に型式認定を受ける自動車に表示を義務付けた表記です。

それ以前の「10.15モード」(ジュウジュウゴモード)に比べれば測定速度や所要時間、走行距離などがより実走に近いものになりましたが2019年現在においては「一昔前の表記」感が否めません。

スバルのHPでは「JC08モード」のみの記載となっておりますのでここではそれに沿った形で
解説していきたいの思います。

当然エンジンや車重が異なれば燃費も変わってきますので各グレードごとの表記を見てみたいと思います。

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade1

・1.6i-L EyeSight
エンジン:1.6L DOHC
2WD:18.2km/L
AWD:17.0km/L

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade1

・2.0i-L EyeSight
エンジン:2.0L DOHC 直噴
2WD:17.0km/L
AWD:16.8km/L

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/grade/grade.html#grade3

・2.0i-S EyeSight
エンジン:2.0L DOHC直噴
2WD:16.0km/L
AWD:15.8km/L

・・・となっております。

この差をどうとらえるかは個々の判断にもよりますが1.6Lと2.0Lの差が1.2km/L~2.2km/Lですので走力や装備などを考えると2.0Lエンジンのコストパフォーマンスは決して低いものではないのではないでしょうか。

スバル・インプレッサの実燃費の口コミと確認方法は?

まず初めに申しておきますが実燃費はドライバー、環境によって大きく変わります。

そもそもSUBARU車を選んだ時点で燃費を気にするクルマじゃない。という方もいらっしゃるようですが・・・(笑)

様々な口コミサイトなどを拝見するとそれが顕著に表れています。

都心にお住まいの方と郊外の方、降雪地帯とそうでない方、平均速度の高い方低い方、など様々ですがインプレッサの場合は他のメーカーのクルマ、特に一部のハイブリッドカーなどに比べて平均している方ではないでしょうか。
(中には極端に差が大きい車種もありますので・・・)

一般的にはカタログ表記の7~8割が実走燃費の目安とされていますのでほぼほぼその範囲には入っている印象を受けます。

引用:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/subaru-%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3?phrase=subaru%E3%80%80%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3&sort=best

実燃費の測定方法をして一番間違いがないのはいわゆる「満タン方式」です。

ガソリンを満タンにしてトリップを「0」にします。平均値を測りたいのであればガソリンがなくなるまで走り給油します。

そこでの走行距離と消費したガソリンの量(給油した量)を割って算出します。

トリップメーター距離(km)÷給油量(L)=実燃費

・・・となります。

更に走行状況に応じてトリップを使い分ければ市街地や高速道路、乗車人数やスタッドレスタイヤ使用時など個別に測る事が出来ます。

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/design/interior.html

最近のクルマ、もちろんインプレッサの場合もそうですがメーターの中に「燃費計」が装備されていますのでわざわざ「満タン方式」で測らなくても測定はできます。

燃費計場合は燃料噴射装置から噴射されたガソリン量を測定しメーター距離と合わせて算出します。

しかし満タン方式と同時に測定した場合に若干の誤差が出ます。

これは燃料噴射装置の測定とオドメーターの測定の誤差によるものですが測定走行距離が長ければ長いほど平均値がとれますので誤差は少なくなります。

スバル・インプレッサの実燃費を向上させる方法は?

燃費を向上させるにはズバリ「エコ運転」です。もうこれ以上の方法はありません。

先ほどドライバーによって大きく変わると申しましたが正にアクセルの踏み方一つでいかようにもなります。

同じクルマを複数の人で使用する場合は特に運転が上手か否かがとても良く分かるものです。

引用:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E6%80%A5%E7%99%BA%E9%80%B2-%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E?phrase=%E6%80%A5%E7%99%BA%E9%80%B2%E3%80%80%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E&sort=best

・発進時
クルマが一番ガソリンを使うのは発進時と言われています。

クルマが停止している時というのは慣性が働いていませんのでクルマの重量がそのままエンジンの負担となります。

今のクルマはほとんどATですので発進時はアクセルを踏み込む前にクリープでクルマが自然と動きだすのを待ってからゆっくりとアクセルを踏んでいきます。

踏むというよりアクセルペダルの足を乗せるイメージを行った方がいいかもしれません。

引用:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E3%82%A8%E3%82%B3%E9%81%8B%E8%BB%A2?phrase=%E3%82%A8%E3%82%B3%E9%81%8B%E8%BB%A2&sort=best

・走行時
視線を先の先まで遠くにします。

一つ先のクルマにだけ視線を送っているとどうしてもギクシャクした運転になってしまいます。

車間距離を十分にとってスムースな流れを意識しましょう。

また先を見ていれば信号の変わるタイミングにも早くから気づけます。

信号が変わりそうになる事に気づいたらアクセルペダルから足を離して惰性で進むようにするだけで燃費に大きく寄与します。

また車間距離を適度にとっていればブレーキペダルを踏む回数は減ってきます。

燃費に良くない運転とは車間距離が縮まればブレーキを踏んで広がればアクセルを踏むような運転です。

加速と減速を繰り返しますので周りから見ても危なっかしく見えます。

引用:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E8%BB%8A-%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC?phrase=%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC&sort=best

・乗車人数と積載物
重さは燃費向上にとって大敵です。

クルマの中には不要な荷物は置きっぱなしにしないようにしましょう。

重さだけでなくクルマの中に荷物が暴れるようですと重量バランスが崩れ余計な荷重がかかります。

またルーフキャリアなどは重量だけでなく空気抵抗にもなります。

オフシーズンには外しておくなどの対策も有効です。

引用:https://www.istockphoto.com/jp/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BA%A4%E6%8F%9B?phrase=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E4%BA%A4%E6%8F%9B&sort=best

・メンテナンス
6か月に一度は定期点検をしましょう。

スタッドレスタイヤは冬の期間だけにしないとタイヤそのものの寿命を早めてしまいますし燃費にも良くありません。

オイル交換も所定の時期にしっかり行いましょう。

エンジオイルが人間のカラダでいうと血液です。どろどろ血ですと動脈硬化をおこしてしまうようにエンジンオイルがキレイでないとエンジン内部の抵抗値が増し燃費に悪い影響をもたらしてしまいます。

引用:https://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety2.html

・アイサイトを使いこなす
各口コミ情報を拝見しますと燃費に気を使いながらの普通走行とアイサイトの追従クルーズ機能走行を比較すると普通走行の方が燃費は良いようです。

これはSUBARUに限った事ではありませんがカメラやレーダーよりも人間の目の方が視野が広いのでアクセルのON/OFFがより速いタイミングから出来るという事でしょう。

追従機能付オートクルーズは本当に運転が楽になります。

長距離の運転などではカラダに疲れを残さないためにも上手く使い分けると良いでしょう。

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