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今回は、マツダアクセラ改めマツダ3の燃費は実際にどうなのか?

また、燃費を向上させる方法も紹介していきます。

早速、リサーチしていきましょう。アクセラ,マツダ3,マツダ,燃費, 実燃費

【マツダ・アクセラ】カタログ燃費は?

マツダ・アクセラのカタログ燃費は以下の通りです。(JC08モード)

ガソリンエンジン

15S L Package/15S PROACTIVE/15S/15C

Sport 2WD(FF)AT車 20.4km/L   Sedan 2WD(FF)AT車 20.6km/L

MT車は19.2km/L。4WD車(15C、15S、15S PROACTIVE)は17.8km/L

引用:https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/axela/driving/economy/ax_i_eloop_img02.jpg

ディーゼルエンジン

15XD L Package/15XD PROACTIVE/15XD

21.6km/L

22XD L Package/22XD PROACTIVE

2WD(FF)AT車 19.6km/L(22XD L PackageのMT車は21.4km/L)

4WD AT車  18.0km/L  (22XD L PackageのMT車は19.6km/L)

ハイブリッド

HYBRID-C/HYBRID-S PROACTIVE 30.8km/L

HYBRID-S L Package 28.0km/L

ハイブリッドに関しては装備の差で異なります。

HYBRID-S PROACTIVEのメーカーオプションの18インチタイヤ装着車は28.0km/L

HYBRID-S L Packageのメーカーオプションの電動スライドガラスサンルーフ装着車は27.0km/L。

HYBRID-S L Packageのメーカーオプションの16インチタイヤ装着車または電動スライドガラスサンルーフ+16インチタイヤ装着車は30.8km/L。

引用:https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/axela/driving/economy/ax_i_eloop_img01.jpg

ここで、ちょっと「JC08モード」にも触れておきましょう。

カタログ燃費の記載に「JC08モード」と書かれていますね。

これは、1リットルの燃料で何キロメートル走行できるかを、いくつかの自動車の走行パターンから測定する燃費測定方法の一つです。

日本国内にて型式認定を受ける総重量3.5トン以下の乗用・貨物自動車に対して適用されます。

これまでは、運輸省が1991年(平成3年)制定した「10・15モード燃費」が測定方法でした。

しかし、極端に短い時間計測での加速、一般的な公道よりも低い測定スピードなど、それでは、あまりにも実際の使用条件とかけ離れていたのです。

カタログ燃費の数値と実際に公道で走った燃費の差異が大き過ぎることが指摘されました。

そこで、実際の走行パターンに近い測定法に改定し、測定時間も倍近く長くなり、平均時速や、最高速度も70km/hから80km/hに高められました。

また、実際の重量により則した計測となるように、重量区分に関しても10・15モードよりも細分化されました。

これが「JC08モード」という測定方法です。

参考までに、トヨタプリウス(旧モデル)では、「10・15モード燃費」で38.0km/Lだったのが、「JC08モード」では32.6km/Lとなりました。

より、現実的な数値へと変わっていますよね。

マツダ・アクセラは空力による燃費向上に工夫があり、普通ではもっと上級クラスで採用されています。

それは、ボディ上部の気流とフロア下の気流を最適にバランスさせ、理想的な空気の流れを示すマツダ独自の「空力グランドライン」です。

アクセラではこのラインに合わせてフロア下のパーツを配置し、アッパーボディも各部の造形を最適化しています。

上下に分かれた気流をボディの後方でスムーズに収束させることで、優れた空力性能を実現しているのです。

そして特筆すべきは、ディーゼルのMT車の燃費で、AT車を上回る数値が出ていますね。

ガソリン車では、その逆になっています。

これも、エンジン特性の違いからなんですね。

【マツダ・アクセラ】実燃費の口コミと確認方法は?

アクセラの実燃費は、原動機の仕様、ユーザーの走行条件によって異なるので細かく見ていきましょう。

ガソリン車の場合(1.5L)

市街地走行 16~17km/L

高速道路  18~19km/L

ガソリン車の場合(2.2L)

市街地走行 15~17km/L

高速道路  17~18km/L

ディーゼル車の場合(1.5L)

市街地走行 17~18km/L

高速道路  19~20km/L

ディーゼル車の場合(2.2L)

市街地走行 15~17km/L

高速道路  18~19km/L

ハイブリッド車の場合

市街地走行 20~23km/L

高速道路  23~24km/L

ガソリン、ディーゼル車は排気量相応で、燃料費の差でディーゼルが有利ですね。

ハイブリッド車はさすがの数値が出ています。

これは、あくまでも公式ではなく、ユーザーの報告なので、目安としていただきたいです。

引用:https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/demio/driving/economy/demio-economy_img05.jpg

ここで、アクセラのガソリン車とディーゼル車のエンジンの特徴を少しだけ、ご紹介しましょう。

ガソリン車(1.5L)

直噴ガソリンエンジンSKYACTIV-G 1.5は、で高圧縮比での燃焼を実現し、優れた環境性能と、運転が楽しくなるピックアップの良さを両立しています。

さらに、プリサイレンサーを備えた専用排気システムを採用し、通常域での走りでよく使われる回転域のトルクを増強。

全回転域にわたって扱いやすい機敏な走りと低燃費を発揮。

ディーゼル車

SKYACTIV-D 2.2では、排気量4.0LのV8ガソリンエンジン並み、 SKYACTIV-D 1.5 では、排気量2.5Lのガソリンエンジン並の太いトルクを実現。

そして、各パーツの軽量化と機械抵抗を軽減し、ディーゼルらしからぬスムーズでスポーティに吹け上がるエンジンです。

また、通常のディーゼルエンジンは高圧縮の為、大きく重いエンジンになってしまいます。

しかし、このSKYACTIV-Dは低圧縮で作動させる事に成功し、非常にコンパクトで軽いエンジンになっています。

ディーゼルエンジンには、排ガス対策としてNOx後処理装置が必要で、その分、クルマの価格も高くなります。

しかし、マツダはエンジン本体を進化させることで、高価なNOx後処理装置を不要にし、余分なコストをカットしています。

さて、これらのユーザーからの口コミ情報は何処で得られるのでしょう。

これにはいくつかの方法があります。

周囲にオーナーが居るのが一番良いのですが、やはりここはインターネットの活用が一番ですね。

数ある情報・交流サイトの中でも代表的な2つを紹介いたします。

1.e燃費

イード社が運営する燃費管理サービスです。

マイカーの燃費や、メンテナンス情報をスマホ、パソコンで登録をしてオンライン管理が出来る無料サービスです。

https://e-nenpi.com/?utm_source=gnav

2.みんカラ

株式会社カービューが運営するSNSです。

みんカラとは「みんなのカーライフ」の略で、

カーライフを楽しむ仲間が集まる日本最大級の自動車情報に注力したSNSとして知られている。

https://minkara.carview.co.jp/guide/

他にも色々とクルマに関する情報サイトがあるので、色々検索してみて下さい。

【マツダ・アクセラ】燃費を向上させる方法は?

アクセラには燃費向上のための技術が沢山取り入れられています。

マツダ独自の個性的なデザインを崩す事なく、見えないところで空力特性を向上させるメカニズムの配置。

さらには、エンジンに関してはハイブリッドに匹敵する性能を追い求めた設計がされています。

それは圧縮比14という数値です。

ガソリンエンジンは、圧倒的な低燃費と快適な走りの両立を求めた結果、量産ガソリンエンジンとしては世界で初めて「14.0」という高圧縮比を実現。

大幅に高めたエンジンの効率のおかげで、燃費・トルクともに従来比で約15%向上。

また、低中速トルクを増大、実用域での使いやすさも充実させています。

マツダはそのエンジンを、高効率直噴エンジン「SKYACTIV-G」と名付けています。

ディーゼルエンジンは、課題である圧縮比を根本から見直し、ディーゼル機関では異例の、世界一の低圧縮比「14.0」を実現。

その高効率クリーンディーゼルエンジンを「SKYACTIV-D」と名付けています。

従来比で約20%もの燃費改善を達成、スムーズでリニアなレスポンスと力強い加速を実現させる高効率ターボチャージャーの採用。

グローバルの排出ガス規制に対応する、後処理不要の高クリーン性能をも生み出しました。

ハイブリッド車は2.0Lガソリンエンジン+モーターで、システム自体はトヨタから供給されるTHS-Ⅱです。

さて、これらのマツダの最新技術の性能を、普段の走りを変える事でもっと引き出す事が可能です。

そこで、燃費向上の運転方法をご紹介します。

車間距離を取る

他の走行車両の動きに付き合う事になると、無駄なアクセルワークが必要になります。

適度な車間距離をとり、他車の動きに合わせなくて済む運転を心がけましょう。

アクセルオフの時間が増えると燃料カットも持続され、燃費向上が期待できます。

タイヤの空気圧に気をつける。

空気圧の低下は走行時の抵抗を増やしてしまいます。

定期的に空気圧をチェックして、メーカー推奨の値に保つようにしましょう。

さらに乗車人数によっても推奨値が指定されている場合もあります。

面倒でも指定値に合わせるようにすると良いでしょう。

制限速度までは安全且つ、速やかに加速。

意外と思われるかも知れませんが、「ふんわり加速」では、燃費は向上しません。

いくらゆっくり加速しても、アクセルが開いてる限り、燃料はエンジンに供給されます。

肝心なのは、周囲の道路事情に応じて、然るべき速度まで、安全且つ一気に加速させる事です。

「アクセルオフ=燃料カット」を持続させる事が大切です。

これはハイブリッド車では、さらに効果的です。

アクセルを開けてる限り、クルマは加速状態を認識して、いつまでもエンジンを稼働させます。

アクセルオフ時間が増えれば、エンジン休止時間を長くする事が可能ですよね。

減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」

マツダ独自の回生システムで、ディーゼル車の22XD PROACTIVE、22XD L Packageに標準装備されています。

これは、専用設計のオルタネーターで、アクセルオフ時に発生させた電力をキャパシタと言われる電池ではない蓄電器に貯えるシステムです。

充電するシステムです。

これにより、アクセルオンの際にキャパシタに電力が残っている間は、エンジンの抵抗にもなるオルタネーターは作動しません。

そのキャパシタから、各電装系へ電力を供給するのです。

このシステムもアクセルオフ時の時間を有効に使おうとしているのがわかりますよね。

このシステムは装備されたモニターにより、確認ができます。

引用:https://www.mazda.co.jp/globalassets/assets/cars/axela/driving/economy/ax_i_eloop_img02.jpg

いかがでしたでしょうか、燃費向上の運転方法は特に難しいものではありませんよね。

安全と他車への配慮をする事にもつながる方法ばかりです。

ノロノロ、ゆっくり走るだけがエコでもないのです。

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