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ホンダが販売する最上級ミニバンとなるオデッセイは、そのスタイリッシュな外観と上質で高級なインテリアを広い室内空間に配し評価の高いモデルで、ハイブリッドモデルとガソリンモデルが用意されています。

オデッセイに搭載されるハイブリッドユニットは、スポーツハイブリッドと称した2つのモーターを備えた新設計のユニットで、走行性能はもちろん燃費性能にも定評がありますが、このオデッセイの燃費はどれくらいのか興味深いところですので早速リサーチしてみましょう。

【ホンダ・オデッセイ】カタログ燃費は?

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

 

ミニバンと言えば従来は広い室内空間を持った大柄ボディーで、快適性能はとても高いが重いボディーを走らせるために排気量の大きなエンジンを搭載し、燃費面では決して良いモデルではありませんでした。

近年のエコカーブームにより燃費が重要視される時代を迎え、ミニバンもハイブリッドモデルが主流となり著しく燃費性能は向上して来ていますが、このオデッセイもハイブリッドモデルとガソリンモデルの2種類が用意され、燃費性能を向上させています。

ではオデッセイの燃費はどのようになっていいるのか、ガソリンとハイブリッドで大きな違いがあるのか興味深いですね。

まずはホンダが公表しているカタログ燃費を確認してみましょう。

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/ecology/

 

ハイブリッドモデル

ホンダがオデッセイ・ハイブリッドモデルに搭載するSPORT HYBRID i-MMDハイブリッドシステムは、革新の燃費性能とホンダが称する新しいハイブリッドシステムで、2つのモーターを持ち走行用モーターと発電用モーターに別けられ、エンジンは発電に徹すると言う物です。

走行の殆どをモーターが請け負い、条件下によってはエンジン直結で駆動も行われますが、燃費を落とす0発進などはモーターで走行することで燃費性能を向上させるようになっています。

カタログに記載される公表燃費は・・・

JC08モード計測で「26,0㎞/L」

WLTCモード計測で「20,8km/L」

このように公表されています。

カタログ燃費の多くはJC-08モード計測による燃費データーが多く、これは燃費計測に特化した方法で計測するので実燃費より良い燃費データーとなりますが、オデッセイの場合はWLTCモードによる燃費数値も記載しているところに自信を感じさせますね。

WLTCモードは、限りなく実走行に近い条件化で計測される方法で実燃費に近い燃費データーが計測される方法ですから、この20.8km/Lはオデッセイの実燃費として大きな参考材料となります。

ホンダのミニバン最上位モデルとなるオデッセイで、20㎞/Lの燃費は素晴らしいですね。

さすがハイブリッドモデルの恩恵ではないでしょうか。

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/ecology/

 

ガソリンモデル

次にガソリンモデルのカタログ燃費を見てみましょう。

ガソリンモデルに搭載される2400㏄DOHC直4エンジンは燃費性能も決して低いエンジンではなく実用エンジンとして熟成されてきたエンジンです。

ガソリンエンジンは2種類が存在しており、オデッセイ用とオデッセイ・ABSOLUTEに別れて搭載されています。

ABSOLUTEはオデッセイの中でも走りに振ったモデルですので高レスポンスのエンジンが搭載されています。

 

ABSOLUTE用ガソリンエンジン

2.4L 直噴 DOHC i-VTECエンジン JC-08モード計測「14.0㎞/L」

 

オデッセイ用ガソリンエンジン

2.4L DOHC i-VTECエンジン    JC-08モード計測「13.8km/L」

 

ガソリンエンジンのWLTCモードによる燃費計測データーは記載されていませんので実燃費はもう少し悪くなると思いますが、それでも参考データーながら14㎞/Lは善戦している燃費ではないでしょうか。

【ホンダ・オデッセイ】実燃費の口コミと確認方法は?

引用:https://pixabay.com/illustrations/social-media-faces-social-networks-550766/

 

オデッセイのカタログ燃費はミニバンとして素晴らしい燃費データーでしたが、実際のところ実燃費はどうなのでしょうか。

カタログ燃費が良いだけに興味深いところです。

しかし実燃費の計測は簡単ではありません。

燃費は運転の仕方や使用環境で大きく変わってくるので、正確に比較するのは簡単ではありません。

そこで普段から使用しているユーザーボイスを中心に燃費を見てみましょう。

まずはガソリンモデルの燃費に関するオーナーボイスを集めてみました。

 

・町乗りで燃費が、8km/L程度が平均ですね。

・通勤でリッター7〜8キロくらいでしょうか、信号、渋滞が多いので決して良い状況下での計測ではありませんがミニバンと考えたら満足しています。

・新車で2年乗って生涯燃費が9.2km/L、もう少し良いと嬉しいのが本音です。

・通常の走行平均燃費は12.5Km / Lですから十分です。

・高速道路で関西から関東への移動でL16km走りました、高速は良いですね。

・下道メインで走行して10km/Lくらいでした

・街乗り 6〜8㎞/Lで、 高速 10〜12㎞/Lって、燃費の数字ではまぁまぁなんだろうけど、あまり良く感じないですね。

・市街地では7〜8 Km/Lと言ったところで、高速で12Km/L前後ですね、先日走行した田舎道では14Km/L位にはなりました。

引用:https://pixabay.com/photos/petrol-gasoline-diesel-gas-996617/

 

次にハイブリッドモデルの燃費に関するオーナーボイスを見てみましょう。

 

・購入して5,000Km乗って、だいたい15Km/L前後ですね。

・1年乗って平均燃費が15.11㎞/Lですね、最高17.3㎞/Lで、最低12.8km/Lでした、ほぼ通勤での使用で渋滞の中での燃費になります。

・関西から関東への高速道路で20㎞/Lをマークしましたね、一般道では15㎞/L前後で推移しています。

・自宅が田舎の地方都市なので渋滞も殆ど無く快適な道ですが、18㎞/Lが平均です、もう少し燃費が伸びると期待していましたが思ったより伸びません。

・街乗りで平均15Km/Lは走ります。

・年間通して約18Km/L、想像以上に燃費は良いですね。

・街乗りだと、燃費悪いかな・・・15㎞/Lが平均でしょうね。

 

ハイブリッドモデルでのオーナーボイスはこのような感じになっています。

燃費を比較するとやはりハイブリッドモデルはガソリンモデルよりも燃費面では有利ですね。

引用:https://pixabay.com/photos/traffic-jam-traffic-highway-freeway-1703575/

 

街乗りでの平均では15㎞/Lとなるハイブリッドモデルですが、ガソリンモデルは8㎞/L前後となるようで、運転の仕方によってはもう少し悪いデーターもありました。

とは言え、8km/Lは決して悪い数字ではありません。

ミニバンでは街乗りだと6㎞/L前後の燃費が多く聞かれますからオデッセイのガソリンエンジンは省燃費性の良いエンジンであると言えるでしょう。

ただハイブリッドがそれ以上に良いので悪く見えるだけです。

【ホンダ・オデッセイ】燃費を向上させる方法は?

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/

 

オーナーボイスなどからオデッセイの実燃費が解ったところで、1つ気になるのは多くのユーザーがもっと燃費を良くしたいと考えていることでした。

確かに燃費はお財布に直結するので良い方が嬉しいでしょう。

ではオデッセイの燃費を良くする方法として何がるのでしょうか。

燃費は運転の仕方と使用環境などにより大きく変わりますから日々の積み重ねで改善していくことが出来ます。

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/

 

クルマの調子は常に完調な状態を維持するのは基本で、不具合などが発生したままでは燃費も良くはなりませんし、安全運転でも危険ですから常に完調な状態を維持しましょう。

定期点検は欠かさず受けて消耗品などの交換を行い、エンジンへの負担を減らすのも燃費に大きく影響するものです。

タイヤの空気圧も減っていては燃費が悪化するので点検が必要です。

タイヤの空気は、その構造上で自然と減っていきますから定期的に点検して補充する必要があることを覚えておきましょう。

点検補充はガソリンスタンドやディーラーで簡単にできますよ。

クルマの調子が完調なら、次は積載物のチェックでミニバンなど積載性の良いクルマは何かしら不要な荷物が積まれっぱなしになっていませんか。

これら不要な荷物を降ろすことで車重が軽くなり燃費が良くなります。

引用:https://pixabay.com/photos/driving-car-navigation-speed-2732934/

 

最後に運転の仕方ですが、急な操作を控えて優しい運転を心掛けると燃費も安全性も高くなります。

アクセルもゆっくりと踏み込み加速して速度は控えめにするだけで20%改善と言われるほどですからね。

また信号などで停止する場合は、早めにアクセルをオフにして惰性で走行しブレーキで止まるなどアクセルを開ける時間を短くすると、当然ながら燃費は向上して行きます。

特にハイブリッドモデルはエンジン負担の大きい発進加速をモーターによって賄うと大きく燃費は変わりますので、ハイブリッドならではの運転の仕方をマスターすると大きく変わるでしょう。

他にも不要な長時間のアイドリングは止めましょう。

また最近のクルマは殆どが暖機運転は必要はありませんのでエンジンスタート後はゆっくりと走り出しましょう。

燃費は日々の積み重ねで大きく変わりますので、燃費を上げたい人は少しだけ努力して燃費を意識すれば良い結果が表れてきますよ。

まとめ

引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/

 

オデッセイの燃費に付いていろいろとリサーチして来ましたが、ミニバンとしては十分に良い燃費性能を持っていることが解りました。

特にハイブリッドモデルは顕著で素晴らしい燃費を持っています。

燃費は日々の積み重ねで良くも悪くもなりますので、少し意識を持ち優しい運転を心掛けることで良くなりますし、安全運転にも繋がりますから一石二鳥ですね。

燃費の良い走行はお財布にも優しく人にも優しい運転となります。

エコとセーフティーが同時に出来る燃費走行は素晴らしいですね。

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